不動産を「買う」って誰が決める?

こんにちは。
不動産業界での営業歴16年の入口(フェイスブックページ https://www.facebook.com/Irigucchi)です。


私は31歳で自宅を購入しました。
家族は妻と娘の3人家族。
それまで住んでいたアパートは駅まで徒歩10分程と駅近で、駅前に仕事先があったので、通勤も便利で、間取り2LDKで家族3人が快適に住めていました。でも「買った」んです。


■不動産を「買う」と決意するのは、どんな時?
あなたが『不動産を購入しようかなぁ』と思ったとして、どのくらいの時間を掛けるでしょう?
また、何件の不動産を見に行くでしょう。

○じっくりいろんな物件を見て比較したいという人もいます
○気に入った物件があっても即決することなく、慎重に考えたいという人もいます
○1件2件見ただけでは決められないという人もいます

ですが、私がお世話させていただいたお客様の中には、1件を見て即断即決というお客様も多くいらっしゃいました。
日課にしていた散歩の帰り道、ふと立ち寄った新築建売住宅をその場で購入申込みしてきたというお客様もいらっしゃいました。

私自身も、購入しようかなぁと考え始めてから1週間、2件目の物件で購入を決意しました。
私の場合は仕事柄多くの住宅を見ているので参考にしてもらえないかもしれませんが。


≪我が家の購入は、まるでスーパーで買い物してきたみたい≫

自分で言うのもなんですが、我が家の購入はあっけなかったというか、あっという間だったというか......。
夫婦の間で不動産購入の話しをしたことがなかったどころか、引っ越しの話しもなにもないところから、ものの1週間、夫婦で見た物件は2件だけ(妻は最初の1件だけですが)で購入を決めてしまったんですから。

私、
「ちょっと駅から遠くなるけど、南道路の築浅の一戸建てを買おうと思うんだけど、どう思う?」
「一回見に行こうよ」

妻、
「どう思う?って、もうそのつもりなんじゃないの? 別にいいけど」
「場所はだいたい知っているところだし、別にいいよ」

相談終了です(笑)
翌日には売主様に購入の意思表示をして、1週間後には売買契約を締結していました。

実は、妻に相談する前に、既に売主様には購入の考えを話してしまってたんですよね。
これにはちゃんと理由があるんですが。

当時、不動産を購入する事なんて全く考えてもいませんでしたが、どうせ購入するなら、それまでの生活スタイルが変わらない物件だったら考えてもいいかな?くらいに思っていました。妻も駅前のマンションに多少の興味があったようでした。

そんな時、知り合いの不動産会社の方から、偶然にも当時住んでいたアパートのすぐ近くの売地を手頃な価格で紹介され、すぐさま妻を連れて現地を見に行くことにしました。
なにせ、駅徒歩10分以内の手頃な土地情報なんてとても希少な情報です。
しかも南道路に面した整形地。こんな物件、そうそう出てこないことは分かり切っていましたからね。

売主様に建物の中も見せてもらい、リフォームして住めなくもないかなぁ。建て替えとなるとローンが心配かなぁ。などと妻と話しながら、一度アパートに戻り、上司に相談してみようかと事務所に電話したんですが......。

なんと、『不動産会社を名乗るスーツ姿の営業マンがお客さん(私の妻)を連れて来たということは、売りに出ているんだろうか?』と近所の方から事務所あてに問い合わせがあり、その場で「私が買います」と決断され、すぐさま購入申込書を書かれたということでした。
私が物件のインターホンを押して30分足らずの間に既に近所の方から先を越されてしまったのです。
しかも、その情報元になったのは他ならぬ自分自身だったのです。

どうしても欲しかったとか、ずーっと探していたという事情でもありませんでしたから、購入できなかったことに後悔はなかったんですが、ちょっと悔しくはあったんですよね。

知り合いの不動産会社から情報をもらったのは私。その私の姿を情報元として問い合わせた近所のお客様。問い合わせの電話に居合わせた同僚の営業マン。営業マンとしての成績は買主様を担当した同僚の営業マン。私は買い逃した上に成績も何もなし。誰に文句を言えるわけでもなく、良く言う”縁が無かった”と思うしかありませんでした。

この出来事があって、私の中に一気に不動産購入に対する【欲】が芽生えたんだと思います。

私が担当させていただいた物件(今の自宅)で、立地は全く異なるけど、築年数4年、メーターモジュールで階段や廊下も広く造られ、カースペースにはカーポート付。周辺の建売住宅や中古住宅を販売していた自分から見て、『いい建物だなぁ』と思っていたお宅でした。はっきり言ってお薦め物件でした。
価格面でも決して高くはありませんでしたし。

販売開始から2か月後、ちょうど私が自宅アパート近くの物件を買い逃したのと同じ頃のことでした。
購入希望のお客様が見つかり、売主様にも喜んでもらえると思った矢先に当の購入希望のお客様から突然のキャンセル。他に見込みのある買主様はなく、売主様にどう話したらよいものかと悩んだ末、他に買い手がいないなら自分で買ってもいいんじゃないか?と思い始め、考えてる間に他の人に先を越されるのは癪だなぁと考え始め、気が付いたら売主様に「私が買わせていただいてもいいですか?」と言ってしまっていました。

結果、妻には何も知らせないまま、それこそ「仕事帰りに家を買ってきたよ」みたいなことになってしまったわけでした。



まとめますと、私の場合は一度買い逃したことによって不動産購入に前のめりになり、買ってもいいかなぁと思える物件に出会っていたところに購入者のキャンセルという煽りがあって、購入を決意したということですね。
別に簡単に決めたわけでもありませんし、あれこれ悩んだわけでもありません。
ですが、いい住宅を譲っていただけたと満足しています。


慎重に考えることも大切ですが、ちょっといいなぁと思える物件であれば、思い切って買ったとしても後悔する事はないはずです。



ところで、私の妻は、引っ越しをするその日まで建物の中を見たことがありませんでした。
年末の引越しになってしまったので、私は仕事が抜けられず、妻と娘にまかせっきりに。
引越しを終えた新居に帰ってみると……。



皆さん。不動産の購入はタイミングと勢いですよ。家族間に溝が出来ない範囲で即断即決で買いましょう。

終わり。







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