中古戸建はシロアリ被害に注意!!

こんにちは。
不動産業界での営業歴16年の入口(フェイスブックページ https://www.facebook.com/Irigucchi)です。

まだ2月半ばだというのに、今日はとっても暖かい一日でした。
春一番も発表になってましたね。
うっかり薄着で横になって風邪とかひかないように注意しないとですね。


ところで、皆さんは自宅の防蟻工事、ちゃんとやってますか?


平成11年建築の我が家は、10年ほど前に防蟻工事を行いました。
防蟻工事の保証期間が5年間ですから、とっくに保証期間を過ぎてしまっています。
今更って気がしなくもないのですが、本当は5年の保証期間が切れる前に行っておいた方がいいことは間違いありません。
それに、シロアリの被害が見つかってから防蟻工事を行っても手遅れなんですよね。



以前に取引させていただいた物件でこんなことがありました。

【 壁を剥がしたら一面シロアリの巣だった! 】

物件は築25年ほどの木造住宅。
リフォームで壁紙の張り替えとキッチンの交換をされてからでも15年が経過していました。

物件を見た買主様は、室内の使用感や建具の傷み具合は想像以上だったものの、価格が安い物件だったのでリフォームして居住する予定で購入を決めていただきました。

売買契約締結の席で、売主様から買主様に対して物件状況の報告と設備状態の説明を定型書面に基づいて申告していただきました。
このとき、シロアリの防蟻工事の実施の有無について、売主様は「ありません」と申告していました。
15年ほど前にリフォームを行って以降は、特に手を加えたりしていないということだったのです。

契約締結後、売主様のお引越しを待って約2か月後、予定通り買主様に物件の明渡しとなりました。

通常なら、物件の明渡し前に双方立会いのもとに現地確認を行うところですが、遠方に引っ越した売主様と多忙な買主様との都合が合わなかったことと、買主様はリフォームの見積もりのために何度かリフォーム業者と訪問していたことから、事前の現地確認は行わなくても心配ないだろうと思われました。

ところが!!

明渡しから2、3日して、買主様から私に電話が!!

『このタイミングで掛かってくる電話は、いい内容の電話であった経験は少ない』
『まず間違いなく何かあったに違いない』

私、
「はい。入口です。どうしました?」

買主様、
「前に見たときにはなかったと思う小さな穴が壁にいっぱいあるんですけど、売主様は何か知ってますでしょうか?」
「鍵を受け取るときにも、何も言ってませんでしたよねぇ?」

私、
「小さな穴ですか?ちょっと私、覚えにないので、これからすぐ見に伺ってもいいですか?」


そして、買主様に指摘された壁を見ると、画びょうを刺した跡のような穴が間隔もばらばらに天井近くから床近くまで空いていました。さらに、壁の一部には、きれいに補修した跡が!
引っ越しの荷物で見えなかったとか気付かなかったとかいうレベルじゃありませんでした。
素人目にも明らかに補修跡がわかるくらいです。そのことを一切告げずに明け渡されているなんて、どう考えてもいい事であるはずがありません。

『なんだかいやな予感がする……』

もちろん、すぐに売主様に電話を!

私、
「壁の様子がご契約当時と違っているんですけど、これはどうしたんですか?」

売主様、
「引っ越しの時に荷物をどかしたら、思ったより汚かったから綺麗にしておこうと思ったんですよ」

私、
「小さな穴がいっぱいありましたけど、これは?」

売主様、
「あぁ、シロアリの防蟻工事もついでにやっといたから、その薬剤を注入した時の跡じゃないかなぁ?」


売主様の回答をそのまま買主様に伝えた私でしたが、その数日後にはまた買主様から呼び出されることに。


買主様、
「リフォーム業者の人が壁を剥がしたらシロアリの被害が見つかったって言ってます」
「小さな穴が空いてた壁の中は、一面シロアリの巣になってたみたいですよ」

私、
「えーっ。すぐに確認に伺います!」

買主様、
「その壁、どうせ間取り変更で壊すつもりだったんで、もう壊しちゃいましたからいいですよ」
「でも売主様には言っといてくださいね」



シロアリの被害が出ていること、実は売主様はご存知でした。
引っ越しの際に気付いて、目立つところは補修したのだとか。
買主様から指摘を受けた壁については、表面からは被害の有無が確認できなかったので、予防に薬剤を注入しておいたということでした。

買主様がリフォームで壊してくれて、それでいいですよと言ってもらえたから丸く収まりましたけど、危うく大問題になるところでした。
売主様にも
『気付いた時に教えてくれればよかったのに!」
なんて言いたくなりましたけど、大問題にならずに本当に良かった。



不動産業界に入ったときに、シロアリの被害の有無は蟻道を探しなさいと教わりましたが、できれば防蟻工事をきちんと行ってもらって、被害が無い状況を保って欲しいものです。
そういえば、この他にもシロアリ被害で苦い経験をしたことがありました。
そのことも今度書こうと思います。


今回はここまで。それでは。

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